スペイン語映画紹介 『女王ファナ』

原題:Junana la Loca
監督・脚本:ビセンテ・アランダ
製作:エンリケ・セレッソ
出演者:ピラール・ロペス・デ・アジャラ、ダニエレ・リオッティ
上映時間:115分
おすすめ度★★★☆☆
大航海時代のカスティーリャの女王の半生。原題にあるloca は「狂った」の意味の形容詞locoの女性変化形です。ファナ王女は「狂女」の異名をとっていました。映画のなかで女王自ら”Soy loca”「私は狂ってる」と何度も叫んでいるシーンが印象的でした。ファナ王女は政略結婚した夫にぞっこんになってしまい政治よりも恋に夢中になってしまうんですが、その情熱はすさまじくむしろ執念。夫がほかの女と浮気したときも浮気相手の女性に報復したり、夫を監視したりと常軌を逸した行動をとったりして、それゆえ「狂った」と言われていたんです。かなりドロドロした人間模様が描かれています。ちなみに夫の死後、ファナ女王は死ぬまで40年以上にわたり幽閉されてしまいます。

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